「ただ壊せばいいのではありません。

安全最優先は当然ですが、その過程や想いが大切

先日、東京都品川区の解体現場へ行ってきました。
品川区の解体現場では、小雨の降るなか解体重機を使い建物の基礎解体中でした。

「ただ壊せばいい」のではありません。

重機オペレーターの方の熟練の重機さばき、「手元」と言われる 補助役の方との連携もよく、とてもスムーズに作業をされていました。
しばらくし、だんだん雨脚が強まってきたところ、
「今日はこの辺でキリのよいところまで終えて終了します。」
との事。 その理由を聞いてみると
「今日基礎を全てあげてしまうと、これから降る雨の影響で敷地内がドロドロになってしまうので 今日はこの状態で一旦終えます。明日天気が回復するようですので、最終の整地作業をしようと思います」
との事!
工期(採算)だけをを優先する解体業者でしたら、一気に終えてしまうところなのですが、 やっぱり一味も二味も違います。仕上がりの状態、付近への影響を優先。
また、廃材の車載量も適正。(積み方も綺麗!)

「ただ壊せばいい」のではありません。

解体工事とは「ただ、壊せばいい」というわけではないのです。 安全最優先は当然ですが、その過程や想いが大切なんです。