間口(まぐち)

建物や敷地の正面から見た幅のこと。
「スパン」、「フロンテージ」などとも呼ばれています。
ちなみに、江戸時代には間口税(棟別銭)といって、間口一間あたりで課税したことがあり、税負担を何とか少なくしようと、間口を狭くし奥行きが長い、「うなぎの寝床」と呼ばれる形状の建物や「町家」が各地にできたとされています。とくに京都では今でもその名残が色濃く残っています。