解体工事とは最終的には「何もない状態にする」という工事ですので、工事の品質がしっかりと保たれれば、極力お金はかけたくないものです。
また、解体サポートへのご相談の中に、
「ご紹介して頂いた業者さんの対応がとても良く、『任せて安心』と信頼できると感じたのですが、見積もり金額が少々高かったので諦めようかと…。」
というものがあります。
「安かろう、悪かろう」の解体業者はたくさん存在しているので、そういった業者と同じ土俵で見積もりを比較することは出来ませんが、(もう少し安ければ…)と諦めてしまい、後で後悔するという事は避けて頂きたいのものです。
そこで、こちらでは上手な『解体費用の値下げ交渉術』をお伝え致します。
施工時期の限定をしない~ゆとりを持ってお早目にご相談を~
施工時期が急であったり、日程の細かな指定があったりすると、値下げ交渉は少し難しくなります。
「○月~○月の間を目安に解体工事をして頂きたいのですが、その間で〇〇さん(解体業者さん)の都合の良い時期に施工をして下さい。」
このような施工スケジュールにゆとりがある場合は解体業者さんも都合のいい時期に施工が出来るので、値下げをして頂き易くなります。
他社の見積もりを引き合いに~「よそよりも少し高いから、もう一声!」~
他社の具体的な見積もり金額を業者さんにお伝えするのは倫理上いい事ではありません。しかし、ご紹介させて頂いた解体業者さんの印象が良かったにもかかわらず、他で取った見積もりの方が安かった場合には、
「もう少し(○万円位)値下げして頂ければお願いしたいのですが…」
値下げをして頂けるのであれば、即ご契約の意向があるという旨をお伝えすると業者さんの心も揺らぎ、交渉がうまくいくケースがあります。
素直にお願いしてみる~業者さんも人間です~
業者さんの「情」に訴えるのも一つの手段です。そのうえで大切なことは業者さんとのつながりを作り、関係性を築く事です。お立合いの時などがそのチャンスです。
「どうしても○○さん(解体業者さん)にお願いしたいのですが、もう少しお安くなりませんか?」
このようにお願いされると、業者さんは意気に感じて、もう一息頑張っていただける事が期待できます。
値下げ条件を提示してもらう~ご自身が譲歩、頑張る事も大切です~
無理に「とにかく安くして」と言っても現実的に難しい場合があります。
そこで、こんな聞き方をしてみてもいいでしょう。
「値下げしてもらうために、こちらが出来ることはありますか?」
すると、業者さんも考え、値下げして頂く為の条件が提示され、値下げを実現する事が期待できます。
ご自身が出来ることの現実的な条件としては、家財品をご自身で処分しておく事や、柔軟な工事スケジュール、車両設置場所の確保(ご近所や地主さんに駐車場所を借りる)、などが考えられます。
解体サポートへ交渉の依頼をする~解サポにお任せ下さい~
私たち解体サポートは、サポート開始以来3万件以上のご相談をお受けし、その数だけ解体業者さんとのやりとりを日々行っております。
ですので、個々の案件次第ですが、さまざまなアプローチ方法で解体業者さんへ値下げの交渉をさせて頂くことが出来ます。