建替えや更地にして売却の際には必ず今の建物を解体しなければなりませんが、
解体工事は解体工事専門業者に直接依頼する分離発注を検討することをおすすめします。
建替え費は○千万円もします。その中の解体費(100~200万位)が心小さく感じてしまうかもしれませんが、解体費が仮に20%削減できれば20~40万円です。そのお金、新築の買い替える家具等に回した方がよいですよね。
なぜ解体工事をハウスメーカーや不動産屋に一括して依頼すると高くなるのか解説します。
地域や立地条件によっても左右されますが、解体業者に直接見積もりを依頼する場合とハウスメーカーに任せた場合とを比較すると約20~30%程度の差があるケースが多いようです。(仮に見積もり金額が150万円だとすると、30万円~45万円程度の差になります。)
どこでその差額が生じるのかと言うと、ハウスメーカーは下請け解体業者と依頼者(施主)との間を取り持つ「仲介」業務を行っていることになるため、依頼者に対し手数料が上乗せされることがほとんどです。この手数料が先ほどの「20~30%」の内容で、さらに下請け業者が二次、三次と増えるほど解体工事の費用が雪だるま式に高くなってしまうのです。
ただ、工務店は地元密着型であることが多いためハウスメーカーほど複雑に段階が入り組むことはありませんが、やはり工務店が「直接」解体するわけではない場合が多いため、解体費用に加算されます。
「多少高くても『任せっきり』がいい!」でも… ハウスメーカーに頼むときの注意点
それでも、「自分の目利きに自信がないから、多少の金額差は保険料だと思って飲み込む」といった判断をされる方も多いと思います。
ですが、「ハウスメーカーに全部任せっきりで安心!」という油断も禁物です。
依頼したのは確かに有名なハウスメーカーでも、現場で動いているのは個々の「人間」ですし、下請けの解体業者です。もちろんこれは自分で探した解体業者であっても同じことが言えますが、何か問題が生じた際に困るのは依頼者自身です。
たとえば、相談なしに勝手に撤去されてしまったものがあった、というトラブルをよく聞きますが、このようなケースは何も「有名なところにお願いしたから安心」ということではないのです。
ハウスメーカー(とその下請け業者)にも、第一線で活躍する解体業者にも「絶対」はありません。依頼者側でしっかり要望を固め、それをきちんと相手に伝えることやお互いの認識の確認は「任せっきり」にはできないのです。
分離発注の仕方、注意点
まず、ハウスメーカーや不動産屋から解体の見積もりを出してもらいましょう。
その後、安いところがあれば自分で解体業者を探してもいいか確認をとるようにしましょう。
もし大きな差が無ければそのまま一括で依頼すればよいだけのことです。
もし「解体で問題があったときに新築の責任はとれませんよ」等
分離発注に難色を示すところは解体費をかなり上乗せしてる可能性大かもしれません…。
分離発注をされた方の声
神奈川県横浜市 N様
低価格で丁寧な解体工事に
ハウスメーカーさんも 驚いていました。
千葉県松戸市 S様
非常に経費節約となった。
ハウスメーカーは3~4割高かった。
福岡県北九州市 W様
もともと他に頼む予定でしたが約60万円もうきました。
埼玉県朝霞市 T様
土地柄、手壊ししか出来ない土地だったのですが、
ハウスメーカーさんよりも大幅に安い業者さんを紹介頂いて本当に助かりました。
神奈川県横浜市港北区 A様
解体工事に伴う『騒音がかなり低く良かった。』と近隣の評価。
工事責任者の対応が非常に良かった。