「『経過』の重要性」
「経過」の重要性
2012年12月17日
安い見積もりを出しておいて、契約書も交わさずに工事を請け負い、工事後に高額な請求。典型的な手口です
先日のご相談内容より
「埼玉県に住んでいるものです。解体工事が一応無事に終わったのですが、とても困ったことが・・。
見積もり金額は45坪で100万円だったのですが、解体工事中に予定していた(らしい)
解体重機が入らないことなどが判明して、人力で解体したとの事で180万円を請求されてしまっているのです・・。」
言い方は悪いのですが、「悪徳解体業者」のよくある手口です。
まず、当初の見積もりの延床面積45坪の木造住宅で解体費用が100万円とはハッキリ言って安すぎます。
適正な解体工事が出来るわけがないんです。
安い見積もりを出しておいて、契約書も交わさずに工事を請け負い、工事後に高額な請求をするというものです。
この他にも
「安いところにお願いしたら乱暴な工事でご近所とのトラブルが・・・。」
「1週間くらいかかると聞いていたのですが、3日で終わってしまった。(ミンチ解体)」
「どうやら下請け業者に丸投げしていたようで、こちらの意思が現場に伝わらないんです。」
こんなご相談が後を絶ちません。
解体工事とは非常に成果の見えにくい工事で、「結果」はもちろん大切ですが、工事途中の「経過」がより重要なんです。