不用品がまだあるのですが・・・
そのままの状態でも解体業者が処分してくれます。
もちろん残っている物の種類や量によって処分費用は違ってきますが、家財品などのいわゆる残置物はそのままにしておいても解体業者さんに処分して頂く事ができます。(その場合は一般廃棄物の収集運搬許可が必要です。)
例えば遠方に空き家をお持ちの方などは、室内のお片付けだけのためにわざわざ遠方まで行くのは大変でしょうから、解体業者さんに一緒にお願いしたほうがよろしいかと思います。逆にご自身でお片づけをすることができて、少しでも費用を抑えたいという場合は、地域の粗大ゴミなどで処分したり、ゴミの日に少しずつでも捨てておいたりしたほうが全体の費用は安くあがるでしょう。
しかし、その手間と費用のバランスを見るうえでも、できれば解体業者に不用品処分の見積もりを事前に取っていただくことをお勧めします。
不用品を解体工事の際に一緒に処分していただきたい場合は、できるだけ現地で立ち会ってしっかりと内部を見てもらい見積もりを出してもらった方が安心です。お立会いが難しい場合は不用品の処分費がだいたいどれくらいかかるかを事前に確認しておきましょう。
不用品処分に関するよくあるトラブルとして、建物解体の見積もりが安いからと安易に依頼してしまい、解体工事中や工事が終わってから不用品処分の高い追加請求が発生するというものがありますので気を付けましょう。
なお、家電リサイクル法に指定された4品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫、冷凍庫・洗濯機)は処分するのにリサイクル料金がかかります。
【リサイクル料金例】
エアコン | 990円~ | |
---|---|---|
冷蔵庫・冷凍庫 | 小型(170L以下) | 3,740円~ |
大型(171L以上) | 4,730円~ | |
テレビ ブラウン管 | (15型以下) | 1,320円~ |
ブラウン管(16型以上) | 2,420円~ | |
液晶・プラズマ(15型以下) | 1,870円~ | |
液晶・プラズマ(16型以上) | 2,970円~ | |
洗濯機・衣類乾燥機 | 2,530円~ |
一緒に処分していただきたい場合は、できるだけ立ち会って見てもらい見積りを出してもらった方が安心です。無理な場合は処分費がいくら位になるか確認しておきましょう。
建物の見積もりが安いからと依頼して工事中や終わってから高い追加請求でトラブルにならないよう気をつけましょう。