「解体工事も行き過ぎた安売りは危険です!」
解体工事も行き過ぎた安売りは危険です!
2012年5月1日
適正価格を大きく下回ると何かが損なわれます
GW、関越自動車道で乗客45人を乗せたバスの事故。
楽しいはずのディズニーランド行きの車中が悲惨な結末になってしまったというニュースを聞けば聞くほどいたたまれないない気持になります。
今後、勤務状況など詳しい調査が入るようですが、やはり価格競争、安売り競争の激化が要因ということは否定できそうにありません。
このニュースを聞いて感じたことは、やはり行き過ぎた安売りにはどこかに必ずしわ寄せがいっているということ。
解体業界や塗装業界でも、とにかく安さを売りするにという風潮が目立っているように感じます。
解体工事では、足場養生、分別解体、近隣対策、廃材の運び出し、運搬、そして処分。
塗装工事でも、足場養生、現場の安全管理、見えにくい下地補修などの工程や適正な塗装回数など。
これら全てには安全や耐用年数に配慮したある程度適正な価格があります。
この適正を下回ると何かが損なわれるのは言うまでもありません。
企業努力で安く提供していくことは大切ですが、何か(安全や品質)を抜いてしまうということがない様な業界にしていかなくてはなりません。