ミンチ解体(みんちかいたい)
建物には木材や鉄骨、コンクリートだけでなく、ガラス、金属、プラスチック、石膏ボードなど様々な材質のものが使われています。これらを分別せずに重機で一気に解体してしまう工法のことをミンチ解体と呼びます。
廃材を分別する手間がかからないため工期・コストが抑えやすく、ひと昔前は解体工事の主要な工法でしたが、平成14年の建設リサイクル法施行により、事実上ミンチ解体は禁止となりました。
現在では躯体を解体する前に、屋根材や内壁、建具などをきちんと分別解体してから躯体の解体にうつるため、建設リサイクル法の施行以前と比べ、工期も長くなり、解体工事費用もあがっているのが現実です。
※関連用語⇒建設リサイクル法