解体工事の都市伝説10「空き家を持っていると損をする?」
解体に関するウワサ話。
解体工事とは初めて経験する方がほとんどですので、世間で噂されている事を鵜呑みにしてしまう方も多いようですが、その中にはさまざまな誤解が混じっている事もあるようです。解体工事にまつわる「都市伝説」についてその実態に迫ります。
1. 空き家を持っていると損をする?
今や820万戸にも及ぶ、日本全国にある空き家。その比率(空き家率)は13.5%にものぼり、その数だけ空き家オーナーの方はいらっしゃいますが、空き家を管理する手間は労力や交通費などを考えるとはかり知りしれません。
また、空き家対策特別措置法によって「特定空き家」と判明された場合は固定資産税が6倍になってしまいます。(これまで6分の1に軽減されていた固定資産税の優遇措置がはずされて元の税率に戻る。=今までの6倍の額の固定資産税を支払うことになる。)
空き家をそのままにしておくと、ご近所の迷惑になってしまうだけでなく、倒壊の危険性が増すことや、放火の恐れや犯罪を誘発してしまう事にもなりかねません。
※割れ窓理論
空き家が「負債」としてのしかかる前に解体して売却する事やリノベーションをして人に貸す事を検討するなど、空き家オーナーの方にはさまざまな対応がせまられています。
※関連情報:深刻…。空き家の現状とその問題点について
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