《解体小説》建替え編・エピローグ


解体工事を楽しんで学ぼう!解体小説~3つの物語~


 

エピローグ

 

 


その後、何回かモデルハウスや設計事務所に足を運び、話を聞いたり提案書も出してもらって色々と比較検討してみたが、総合的に考えると○○ハウスが一番という結論に達した。

 


建替えに関しては一任されていたので、嫁とお袋にそのことを伝えると、『やっと決まったの?』とつれない返事だったが、まあいい。

これで子供の新学期までには引越しできそうな算段がついたので、何とか俺の面目も保てたようだ。

 

建替え編・第四章
―3か月後―

「おばあちゃん、ただいま!何かおやつある?」

今日も悠太郎の元気な声が家中にこだまする。

 

 

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