東京都世田谷区では、防災街づくりの一層の推進を図るため、東京都の木密地域不燃化10年プロジェクトに基づく不燃化特区制度を導入しています。
不燃化特区制度は、木造住宅密集地域のうち特に改善が必要な地区で、延焼による焼失のない街を実現するため、 老朽建築物の除却や建替え費用の助成などにより、地区内での建築物の不燃化を支援する制度で、この制度は2020年度(2021年3月末)までの期間限定となっています。
■世田谷区不燃化特区対象地地区図
【老朽建築物の除去費用(解体費用)助成制度】
■助成の対象となる建物(以下のいずれかの要件を満たすこと)
・昭和56年以前に建築された木造又は軽量鉄骨造の建物
・適性な管理がなされていない建築物で、世田谷区の調査により延焼防止上危険であると認められ、登記簿等に記録されている建築物。
・密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律第13条第1項のきていする延焼防止上危険である建築物として国土交通省令で定める基準に該当するもので、
木造として登記簿等に記録されている建築物。
・世田谷区長が除去が必要であると特に認めた建築物。
■助成を受けられる人
・老朽建築物の除去を行う物
■助成の内容
・老朽建築物及びそれに附属する工作物の除去工事費及び除去後の敷地の整地費を助成
・延べ床面積1㎡あたり27,000円を限度とする
・実工事費と上記限度額27,000円/㎡の額の少ない方が助成額
■助成金のシミュレーション
延べ床面積 100㎡
実際にかかった経費 300万円
除去費(解体費用)の限度額 270万円(100㎡×27,000円)
↓
老朽建築物除去助成額 270万円
また、老朽建築物の建替えに伴う費用の助成制度もありますので
ご興味がある方は以下をご参照下さい。
世田谷区建物の不燃化に向けた助成制度のご案内【不燃化特区制度】
出典:世田谷区 防災街づくり担当部 防災街づくり課 HPより
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また、別の市区町村でも解体費用の助成金がありますので、以下をご参照下さいませ。
自治体別 解体費用助成金情報
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