解体関連ニュース 空き家問題

和歌山市での略式代執行について

投稿日:

先日、和歌山市 雑賀崎地区にある所有者不明の廃旅館の取り壊しが始まったとのニュースがありました。このエリアは斜面に民家がひしめく景観が世界遺産のイタリアの景勝地アマルフィに似ていることから「日本のアマルフィ」とも呼ばれている風光明媚な場所ですが、当該建物は50年近く放置され倒壊の恐れがあることから「略式代執行」による取り壊しが決定。
「略式代執行」は所有者不明の空き家を行政が代わりに解体・撤去する措置で、建物の解体にかかる費用約7,000万円は国・県・市が負担することになるそうです。

今回のケースは氷山の一角で荒廃していて所有者不明の建物は全国各地にあります。社会情勢等も鑑みると今後も増え続けていく可能性が高いですので法改正等も含めて抜本的な対策が必要ではないでしょうか。

【解体サポート】

 

□■□基準を満たした安心の解体業者を無料でご紹介□■□
2004年のサポート開始からご相談件数 累計50,000件以上

-解体関連ニュース, 空き家問題

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

兵庫県の空き家解体に関する取り組み

日本全国の空き家に関する最新情報をお伝えしていくシリーズ。今回は、兵庫県の情報をお届けしたいと思います。 ●兵庫県の空き家数は?最新の調査データ(平成25年・総務省)によると、日本全国の空き家総数は約 …

解体工事費のは年々高騰傾向

空き家を解体して更地にするまでの概算費用について

全国的に空き家は増加傾向にあり、社会問題化しています。空き家をそのまま放置しておくと老朽化が進んでご近所に迷惑をかけたり、倒壊の危険や、場合によっては放火のリスクも伴います。 しかし、『建物を解体する …

空き家が台風の影響で…。

先日の台風18号は記録の残っている1951年以降、初めて日本の本土4島(九州、四国、本州、北海道)全てに上陸した台風だったようで、全国に様々な爪痕を残していきました。 その影響でここ数日、以下のような …

豪雪地帯で解体工事をお考えの方へ

今日から明日にかけて、日本海側を中心に大雪の恐れがあるようです。 山間部では雪崩、市街地では屋根からの落雪の危険性も高まりますので、十分にお気を付けください。 実際の雪国での解体工事はというと、朝早く …

空き家画像

遠方での解体工事について

少子高齢化や大都市圏への人口集中などの影響で、地方にある建物が空き家になってしまい、その管理や処分にお困りの方が年々増えているようです。 社会的な問題となっている、いわゆる「空き家問題」ですが、空き家 …

2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031