解体関連ニュース 空き家問題

和歌山市での略式代執行について

投稿日:

先日、和歌山市 雑賀崎地区にある所有者不明の廃旅館の取り壊しが始まったとのニュースがありました。このエリアは斜面に民家がひしめく景観が世界遺産のイタリアの景勝地アマルフィに似ていることから「日本のアマルフィ」とも呼ばれている風光明媚な場所ですが、当該建物は50年近く放置され倒壊の恐れがあることから「略式代執行」による取り壊しが決定。
「略式代執行」は所有者不明の空き家を行政が代わりに解体・撤去する措置で、建物の解体にかかる費用約7,000万円は国・県・市が負担することになるそうです。

今回のケースは氷山の一角で荒廃していて所有者不明の建物は全国各地にあります。社会情勢等も鑑みると今後も増え続けていく可能性が高いですので法改正等も含めて抜本的な対策が必要ではないでしょうか。

【解体サポート】

 

□■□基準を満たした安心の解体業者を無料でご紹介□■□
2004年のサポート開始からご相談件数 累計50,000件以上

-解体関連ニュース, 空き家問題

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

東京都渋谷区の空き家解体に関する取り組み

日本全国の空き家に関する最新情報をお伝えしていくシリーズブログ。今回は東京23区の中から渋谷区の情報をお届けしたいと思います。 ●渋谷区の空き家数は?最新の調査データ(2013年・総務省)によると、東 …

品川区五反田のTOCビル 2023年に解体へ

東京都品川区五反田のランドマークとして知られているTOC(東京卸売センター)ビルが2023年に解体して地上30階建ての新TOCビルとして生まれ変わることが決まったようです。 現TOCビルの竣工は197 …

解体工事費のは年々高騰傾向

空き家を解体して更地にするまでの概算費用について

全国的に空き家は増加傾向にあり、社会問題化しています。空き家をそのまま放置しておくと老朽化が進んでご近所に迷惑をかけたり、倒壊の危険や、場合によっては放火のリスクも伴います。 しかし、『建物を解体する …

室内残置物イメージ

消防士長による不法投棄…。

先日、東京消防庁の消防士長の男性2人が、家財道具を千葉県富津市の山林に不法投棄したとして廃棄物処理法違反容疑で木更津区検に書類送検されたというニュースがありました。 2人は容疑を認めているようで、 「 …

no image

東京都目黒区の空き家解体に関する取り組み

日本全国の空き家に関する最新情報をお伝えしていくシリーズブログ。今回は東京23区の中から目黒区の情報をお届けしたいと思います。 ●目黒区の空き家数は?最新の調査データ(2013年・総務省)によると、東 …

2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031