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ビルやマンションの解体工事は、一般家屋の解体と比べて工事の規模が大きくなる為、その危険性は高まります。ですので、適正な安全管理や綿密な施工計画など多岐にわたるポイントがあります。その為、全国に1万社以上あるといわれている解体業者のすべてが大規模な解体工事を請け負えるというわけではないのです。
そこで、こちらではビルやマンションなどの比較的大規模な解体工事についてのポイントをまとめました。
先にもふれましたが、ビルやマンションなどの中・大規模な解体工事はどんな解体業者でも工事が出来るというわけではありません。というのも、工事の規模によって必要な許可が違ってくるからです。
解体工事の請負金額が500万円以上になる場合、建設業の許可が必要ですので解体業者選びの際には注意が必要です。
(解体工事業の登録だけですと、500万円未満の解体工事しか請け負えません。)
ビルやマンションの解体工事を安全に進めていくうえで、綿密な施工計画は必須です。
その項目は多岐にわたりますが、代表的な主なものをご紹介します。
鉄筋コンクリート造など、頑丈なビルやマンションを解体する場合、近隣の住宅に解体工事の影響による破損等がないことを証明する目的で事前、事後におこなう調査を家屋調査といいます。
※参照⇒家屋調査
物件の細かな構造(基礎・杭など)やアスベストの有無、立地条件などによって大きくかわりますが、いずれも大型重機・大型ダンプが使用できるという前提での参考となりますが、解体工事の工期をご説明します。
延床面積 | 解体工期 |
---|---|
50坪 | 10~15日 |
100坪 | 20~30日 |
300坪 | 40~50日 |
延床面積 | 解体工期 |
---|---|
50坪 | 15~20日 |
100坪 | 30~40日 |
300坪 | 50~60日 |
500坪 | 70~80日 |
延床面積 | 解体工期 |
---|---|
50坪 | 30~50日 |
100坪 | 60~80日 |
500坪 | 90~120日 |
ペンシルビルとは、狭い敷地面積に建てられた細長いビルの通称。鉛筆(ペンシル)のように細長い事からこう呼ばれます。
一般的には立地条件が厳しい(狭い)場合が多く、工期が長くかかるため、ペンシルビルの解体費用は通常の解体単価より割高になります。
ビルやマンション、アパートのオーナーさんは解体工事を検討する際に、日々お付き合いのある不動産屋さんや、新築当初の建築屋さんに相談するケースが多いようです。
長いお付き合いをされているケースが多く、それぞれの業者さんとの信頼関係も出来ているので『任せて安心』という気持ちになるからか、「ポンッ」とお任せしてしまうようですが、ほとんどの場合、それぞれの業者さんの中間マージンがかかるのでどうしても全体の解体工事金額が割高になってしまいます。
しっかりとした解体業者さんを探すことが出来て、解体業者さんと直接契約をする場合、そういったマージンがなくなるので、大きなコストダウンが期待できます。
例えば、2,000万円位の解体工事の場合、仮に中間マージンが20%だとすると400万円もの解体費用の節約になる場合があります。
解体サポートをご利用頂いた方の多くは、ビルやマンション解体のコストダウンに成功しています。
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