解体サポートについて 空き家問題

東京都練馬区の空き家解体に関する取り組み

投稿日:2018年11月27日 更新日:

日本全国の空き家に関する最新情報をお伝えしていくシリーズブログ。
今回は東京23区の中から練馬区の情報をお届け致します。

●練馬区の空き家数は?

最新の調査データ(2013年・総務省)によると、東京都全体の空き家総数は約82万戸となっています。全国の空き家が約820万戸だと考えると、東京都だけでもかなりの割合を占めていることが分かりますね。
※約5年前のデータですので、現在はさらに増加しています。
このうち、今回取り上げる区には 約3.6万戸の空き家が存在しています。(空き家率9.5%)

●行政代執行(強制解体)の実施件数は?

2018年11月現在、練馬区において実施の例はない模様です。

●練馬区の空き家実態調査・支援状況等

・空き家の実態調査:実施なし
・空き家の管理に関する条例制定:実施あり
・空き家の利活用事業:実施なし
・空き家の除却(解体)支援:実施なし
※2015年1月時点(東京都調査)+解体サポート調査(2018年11月時点)

●練馬区でこれまでに行われた空き家に関する取り組み一覧

■平成29年 練馬区空き家等対策計画 策定
■平成29年 練馬区空家等および不良居住建築物等の適正管理に関する条例 制定

●練馬区の除却(解体)費用の助成金情報

事業名:練馬区 特定緊急輸送道路沿道建築物 耐震改修工事、建替え工事および除却工事助成金
※最新の補助内容については、関連リンク(解体サポート「解体費用助成金について」)および自治体のホームページをご参照ください。

●まとめ

東京23区でも少なくない約3.6万戸の空き家を抱える練馬区ですが、ここ数年で空き家の適正管理に関する条例を制定するなど徐々に対策に乗り出している模様です。

今後、空き家のマッチングサービスや相談窓口といった、もう一歩踏み込んだ取り組みが行われることにも期待していきたいですね。
練馬区に空き家をお持ちの方で、「空き家を取り壊したい(解体・更地にして売りたい)」「空き家を持て余している(活用したい)」、というようなお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽に解体サポートへご相談ください。

良心的な解体業者さんのご紹介はもちろんの事、提携している専門家(弁護士、司法書士、税理士)をご紹介可能なほか、解体サポートには不動産部門もございますので、空き家の活用方法、解体した後のご利用方法などについてもアドバイスできることがあるかと思います。
日本各地で増え続ける空き家。その問題解決の一助となれるよう、解体サポートでは引き続き全国の空き家情報をお届けしていきます。

■参照
東京都都市整備局HP「東京都の取組」
練馬区HP「空き家・「ごみ屋敷」対策」

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