空き家問題

どうなる「空き家問題」(第3回)

投稿日:2015年7月3日 更新日:

3回目の今回は各自治体が打ち出しているな空き家対策についてみていきたいと思います。

まず東京都文京区では危険な状態にある空き家を所有者の同意を得た上で、区が工事費用を負担して解体し、解体後の跡地を10年間、無償で借り受け、防犯・防災対策に役立てるといった施策を昨年度からはじめました。
まだ件数は多くないですが、全国的にも珍しい取組みなので注目を集めています。

また広島県尾道市では行政とNPO法人が協働で空き家再生プロジェクトを立ち上げ、空き家の有効活用を図っています。同市には歴史的に価値の高い家屋が数多くありますが、その中で使われなくなった空き家をギャラリーやサロンとして再生し利用することで建物の保全と同時に街の活性化にもつなげています。

上記以外にも各自治体が空き家バンクの創設や助成金の交付を行うなど空き家問題に積極的に取り組んでいます。
空き家対策は今や社会的問題にもなっていますので、行政としても手をこまねいているわけにはいかないようですね。

今後も何か新しい情報がありましたら報告していきたいと思います。

助成金については解体サポートのHPにも記載していますのでご参照ください。
↓ ↓
解体費用助成金について

【解体サポート】

 

□■□基準を満たした安心の解体業者を無料でご紹介□■□
2004年のサポート開始からご相談件数 累計50,000件以上

-空き家問題

執筆者:

関連記事

no image

福岡県の空き家解体に関する取り組み

日本全国の空き家に関する最新情報をお伝えしていくシリーズ。今回は、福岡県の情報をお届けしたいと思います。 ●福岡県の空き家数は?最新の調査データ(平成25年・総務省)によると、日本全国の空き家総数は約 …

コロナ禍の影響?地中障害物撤去で330万円。~高額な追加請求をする解体業者の実態について~

先日、60歳代位のご夫婦から解体サポートに以下のようなご相談がありました。(※以下に出てくる解体業者は解体サポートが紹介した業者ではありません) 【ご相談内容の概要】  長年空き家になっていた建物をや …

和歌山市での略式代執行について

先日、和歌山市 雑賀崎地区にある所有者不明の廃旅館の取り壊しが始まったとのニュースがありました。このエリアは斜面に民家がひしめく景観が世界遺産のイタリアの景勝地アマルフィに似ていることから「日本のアマ …

空き家対策について

先日、国土交通省が低所得者向けの住宅に空き家を活用していく方針を固めたというニュースがありました。 公営住宅の募集戸数が10年間で5割近く減少し十分に供給できていないための措置で来年度までに枠組みを作 …

no image

東京都杉並区の空き家解体に関する取り組み

日本全国の空き家に関する最新情報をお伝えしていくシリーズブログ。今回は東京23区の中から杉並区の情報をお届けしたいと思います。 ●杉並区の空き家数は?最新の調査データ(2013年・総務省)によると、東 …

2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930