解体現場確認

解体工事。技術と経験の差

投稿日:2015年6月5日 更新日:

先日、荒川区の現場確認にお邪魔してきました。

こちらは木造の建物ですが、延べ床面積128坪と大きい建物解体の現場です。
以前は皮革製品の工場だったようですので、使われていた工場の機械なども処分する為に搬出されていました。

当日は内装の分別解体も終わり、解体重機での取り壊し作業中でした。

風が強い日でしたので、周囲へ埃の飛散が懸念されていましたが、そこは熟練された職人さん達ですので心配無用。

養生シートは足場が倒れてしまう危険性もあるほどの強風でしたので一時的に通風を優先する為にたたまれていました。

また、適切に散水をしながらの解体工事をすすめますので、周囲に埃がまき散らされるという事はありません。

現場の職人さんにお話しをおうかがいすると、

「昭和初期に建てられた建物ですので、太くて立派な梁が使われています。
解体工事の安全性を考えると、一部は私たちの手でチェーンソーを使って
切りながら ある程度建物全体の強度を落としてから、重機を使います。
無理に壊したり、引っ張ったりすると、建物全体が倒れてしまう恐れもあるので。」

との事でした。

こういった現場では解体業者さんの技術と経験がものを言います。

建物を壊していきながらその内部の構造などの状況を判断し、適切な施工内容を検討していきます。

このように一概に「木造解体」と言っても建物内部の構造いかんによって取り壊していく順番や壊し方も違ってくるのです。

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