先日、和歌山市 雑賀崎地区にある所有者不明の廃旅館の取り壊しが始まったとのニュースがありました。このエリアは斜面に民家がひしめく景観が世界遺産のイタリアの景勝地アマルフィに似ていることから「日本のアマルフィ」とも呼ばれている風光明媚な場所ですが、当該建物は50年近く放置され倒壊の恐れがあることから「略式代執行」による取り壊しが決定。
「略式代執行」は所有者不明の空き家を行政が代わりに解体・撤去する措置で、建物の解体にかかる費用約7,000万円は国・県・市が負担することになるそうです。
今回のケースは氷山の一角で荒廃していて所有者不明の建物は全国各地にあります。社会情勢等も鑑みると今後も増え続けていく可能性が高いですので法改正等も含めて抜本的な対策が必要ではないでしょうか。
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