空き家問題

全国の空き家問題

投稿日:2013年1月22日 更新日:

全国で問題となっている、管理されていない空き家。

人口減少社会と少子高齢化、ひいては税制の仕組みが主な要因となっているようですが、
多くの市区町村で「空き家の適正管理に関する条例」が制定されています。

主な内容としては

適正な管理がされていない空き家を防災、防犯、衛生上の観点から
行政が指導・勧告・命令をするというもので、最終的には行政代執行までが盛り込まれています。

危険な空き家が減ることは周辺住民としては大いに喜ばしいことですが、
一方で解体・取り壊しをしたくても出来ない事情がある人が大半だと思います。

そこには先にあげた「税制の仕組み」も大きく関わっている場合が多いようです。
住宅を取り壊すと土地に対する固定資産税が6倍にあがるのです。
(建物の固定資産税はなくなるので、建物を取り壊す前に比べて支払う固定資産税が単純に6倍になるという事にはなりません。)

正確に言うと一戸当たり200㎡以下の部分については、固定資産税評価額が6分の1に、
一戸当たり200㎡を超えるの部分は、固定資産税評価額が3分の1になるという軽減措置がなくなるからです。

この問題に対しては「付け焼刃的な条例措置」ではなく、もっと問題のおおもとから考える必要があるのかもしれません。

【解体サポート】

□■□基準を満たした安心の解体業者を無料でご紹介□■□ 2004年のサポート開始からご相談件数 累計40,000件以上

解体サポート 見積もり依頼
解体サポートへのお問合せ
解体サポートメディア紹介

-空き家問題

執筆者:

関連記事

空き家が台風の影響で…。

先日の台風18号は記録の残っている1951年以降、初めて日本の本土4島(九州、四国、本州、北海道)全てに上陸した台風だったようで、全国に様々な爪痕を残していきました。 その影響でここ数日、以下のような …

no image

岡山県の空き家解体に関する取り組み

日本全国の空き家に関する最新情報をお伝えしていくシリーズ。今回は、岡山県の情報をお届けしたいと思います。 ●岡山県の空き家数は?最新の調査データ(平成25年・総務省)によると、日本全国の空き家総数は約 …

豪雪地帯で解体工事をお考えの方へ

今日から明日にかけて、日本海側を中心に大雪の恐れがあるようです。 山間部では雪崩、市街地では屋根からの落雪の危険性も高まりますので、十分にお気を付けください。 実際の雪国での解体工事はというと、朝早く …

no image

福島県の空き家解体に関する取り組み

日本全国の空き家に関する最新情報をお伝えしていくシリーズ。今回は、福島県の情報をお届けしたいと思います。 ●福島県の空き家数は?最新の調査データ(平成25年・総務省)によると、日本全国の空き家総数は約 …

コロナ禍の影響?地中障害物撤去で330万円。~高額な追加請求をする解体業者の実態について~

先日、60歳代位のご夫婦から解体サポートに以下のようなご相談がありました。(※以下に出てくる解体業者は解体サポートが紹介した業者ではありません) 【ご相談内容の概要】  長年空き家になっていた建物をや …

2025年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031