解体サポートの仕事をしている私は、解体現場に遭遇すると少し立ち止まって様子を伺う事がしばしばあります。
その日遭遇した解体現場は、家のすぐ近くで人通りの多い商店街です。
3人の解体業者さんが、それぞれの役割を果たして働いていました。
1人は軍手をはめ、ゴミを丁寧に分別しながらそれぞれの袋に分けて入れて
いました。木くず、プラスチックとそれぞれを丁寧に分別していました。
その手前ではユンボで地盤を解体する業者さん。
ユンボのアームが蟹の手のように、ガツッと固いコンクリートを壊し、
自由自在に操っておられ、鮮やかな仕事ぶりでした。
もう一人の方は、前に述べたお二人より見たところ、はるかに御歳を
めしておられるベテランの方かと思われます。
その方は、ヘルメットをかぶり現場を見渡す様にしながら解体現場の
範囲からはみ出しそうな小さなゴミを拾い、ご近所の方とお話をしてお
られました。
ご近所への心遣いをシッカリされているんだなあ、と思ってその場
を去ろうとして解体現場の前に止められていたトラックを見ると「●●工業」と書かれていました。
偶然にも、その解体業者さんは解体サポートでご紹介をさせて頂いている業者さんでした。
偶然とはいえ間近で解体作業を見る事ができ、又、そうとは知らずに気持ちの良い仕事ぶりを間の当たりにすることができ、今後も自信を持って解体サポートから解体業者さんをご紹介する事ができるな、と少し誇らしげに思いました。
よく、小さい頃、母親から「どこで誰に見られているか分らないから、
自分の行動には責任を持ちなさい。」と言われたものでした。
今それを自分で実行できているか否かはあやしい物ですが、
確かにこの日、昔母親に言われたこの一言の真髄を見た気がしました。
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