建物解体の基礎知識

建替えの際には解体と建築を分けた方がいいです

投稿日:2010年2月10日 更新日:

最近、建替えの際に分離発注をご検討される方からのご相談が顕著に増えてきています。
(ここで言う「分離発注とは」解体と建築を分けて発注する事です。)

やはり不況の影響からか、この時期に建替えをお考えのご相談者様は
「解体費用は極力抑えたい!でも適正な工事をしてもらえる業者さんでないと・・」
とおっしゃる方が多いようです。

そこで気をつけたい点としては、ご近所にお住まいの方への気遣い、
解体後の廃棄物の適正処分等々があげられます。。

分離発注のメリットとしてはコストダウンと明瞭な見積り、積算です。

分離発注の場合は直接解体業者との契約になる為、 平均で約20%の工事費節約が可能とも言われています。
お聞きしていると住宅施工会社の解体見積もりは高いことが多いようです。
住宅施工会社は下請けに解体をだして料金を乗せることになるのでどうしても高くなりがちです。

また、実際に施工する業者と直接話ができる為、明瞭な見積りはもちろんの事、
工事内容や話のいきちがい等のトラブルが発生しにくいです。

もちろんいいかげんな解体で建築申請などに影響が出ては意味がありませんが、
解体費用を安く抑えて少しでも次に建てる家に予算をかけたいと思われるなら
解体と建築の分離発注を検討してみてはいかがでしょうか?

その際にはまず、住宅施工会社から解体見積もりを出してもらい、
安いところがあれば自分で解体業者を探してもいいか確認をとります。
(これに難色を示すところは解体費をかなり上乗せしてる可能性大。。)

ただ、解体から建築まで一貫して任せられるのは楽だし安心という意味で発注される方もいると思います。
なので金額の差などを考慮する意味も含め、じっくりと検討されてみた方が良いでしょう。

 

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