解体工事に関する内容 解体関連ニュース 空き家問題

特定空家じゃなくても固定資産税が上がる?

投稿日:

空き家を放置していませんか?

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、2015年に『空家等対策特別措置法』が施行され、適切に管理されていない空き家を『特定空家』に指定することができるようになりました。

この『特定空家』に指定されると行政から助言・指導、勧告、命令が出されます。
助言・指導を受けても状況が改善されない場合は強く改善を勧告されます。
勧告をされると、住宅用地特例を受けている固定資産税(6分の1等に減額)が解除されてしまいます。

ニュース等でも各地で行政代執行による解体が報じられています。

 「ウチはまだあそこまで酷くはないから」

そう思っている方はいませんか?

この『特定空家』の前段階に相当する『管理不全空き家』というものが、昨年12月13日に『空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律』の施行により新設されたのです。

『管理不全空き家』に指定されると『特定空家』同様に、勧告を受けてしまうと空き家の敷地に係る固定資産税等の住宅用地特例が解除されます。

「管理不全空き家」とは壁や窓の一部が割れたり、雑草が生い茂ったりしている住宅のことで、全国で少なくとも24万戸あると言われています。

今回の改正は空き家問題の解決を加速することを目的としたもので、ウチはまだ大丈夫だろうと思っていた方にも助言・指導、勧告が入る可能性が高まりました。

放置している空き家に関して、今後も住む等の活用予定がない場合は早期に解体することを考えてみてはいかがでしょうか?

【解体サポート】

 

□■□基準を満たした安心の解体業者を無料でご紹介□■□
2004年のサポート開始からご相談件数 累計50,000件以上

-解体工事に関する内容, 解体関連ニュース, 空き家問題

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

別荘の解体。「ステイタス」から「悩みの種」に…。

今年はお盆休みが明けた頃あたりから、こちら解体サポートではこのようなご相談を例年よりも多くお受けしています。 ================================「別荘の解体を予定していま …

ビルやマンションの解体工事

年が明けてそろそろ1ヶ月が過ぎようとしていますが、今年は昨年よりも多くのご相談を全国各地の方からお受けしております。 なかでも増えてきているのが「ビルやマンションの解体工事」です。 昭和40年代に建て …

空き家の戸数が820万戸に!

5年に1度行われている総務省の「住宅・土地統計調査」。先日、2013年10月1日現在の調査結果が公表されました。 それによると、人が住んでいない空き家の戸数は819万6400戸で、前回の5年前を62万 …

稀に見る繁忙期?

最近ご相談者様や解体業者さんから頻繁に聞こえてくる事が、「ハウスメーカーの営業さん」の事です。 ■ご相談者様からの声 「ハウスメーカーの営業さんから『解体工事は当社指定の業者でないとダメ』と言われてし …

空き家解体

別荘地の解体工事「解体費用の共益費」

静岡県のとある別荘地の解体工事に関して、ご相談者様から頂いたお話。 「自分が建てた別荘を自分の費用負担で解体するのに、別荘の管理会社から『共益費』なるものが必要だから解体費用の5%を取ると言われてしま …

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031