解体サポートについて 空き家問題

東京都豊島区の空き家解体に関する取り組み

投稿日:2018年12月26日 更新日:

日本全国の空き家に関する最新情報をお伝えしていくシリーズブログ。
今回は、東京23区の中から豊島区の情報をお届けしたいと思います。

●豊島区の空き家数は?
最新の調査データ(2013年・総務省)によると、東京都全体の空き家総数は約82万戸となっています。全国の空き家が約820万戸だと考えると、東京都だけでもかなりの割合を占めていることが分かりますね。
※約5年前のデータですので、現在はさらに増加しています。
このうち、今回取り上げる豊島区には 約3万戸の空き家が存在しています。(空き家率15.8%)

●行政代執行(強制解体)の実施件数は?
2018年12月現在、豊島区において実施の例はない模様です。

●豊島区の空き家実態調査・支援状況等
・空き家の実態調査:実施あり
・空き家の管理に関する条例制定:実施あり
・空き家の利活用事業:実施あり
・空き家の除却(解体)支援:実施あり
※2015年1月時点(東京都調査)+解体サポート調査(2018年12月時点)

●豊島区でこれまでに行われた空き家にまつわる取り組み一覧
■としま居住支援バンク運営
→空家と入居者のマッチングを推進
■平成27年 リノベーションまちづくり構想 策定
 →空き家や遊休不動産を活用することで、住んで働いて暮らせる持続可能なまちの実現を推進
■平成28年 空き家実態調査 実施
■平成29年 豊島区空家等対策計画 策定
■平成30年4月 豊島区空家活用条例 制定

●豊島区の除却(解体)費用の助成金情報
事業名:豊島区 不燃化特区における助成制度
※最新の補助内容については、関連リンク(解体サポート「豊島区の解体費用助成金について」)および自治体のホームページをご参照ください。

●まとめ
空き家を約3万戸抱え、15.8%という23区でも空き家率トップクラスの豊島区ですが、空き家対策については「居住支援バンク」の運営や空き家活用条例の制定など、積極的に取り組んでいるようです。
空き家所有者に対するアンケート調査も実施するなど様々な方面からアプローチを掛けている模様ですので、今後もさらなる取り組みの拡大に期待したいですね。
豊島区に空き家をお持ちの方で、「空き家を取り壊したい(解体・更地にして売りたい)」「空き家を持て余している(活用したい)」、というようなお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽に解体サポートへご相談ください。
良心的な解体業者さんのご紹介はもちろんの事、提携している専門家(弁護士、司法書士、税理士)をご紹介可能なほか、解体サポートには不動産部門もございますので、空き家の活用方法、解体した後のご利用方法などについてもアドバイスできることがあるかと思います。
日本各地で増え続ける空き家。その問題解決の一助となれるよう、解体サポートでは引き続き全国の空き家情報をお届けしていきます。

■参照
東京都都市整備局HP「東京都の取組」
豊島区HP「空家の利活用」

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