空き家問題

『ささえあい拠点』 ~新たな空き家対策~

投稿日:2017年8月18日 更新日:

先日、福島県会津若松市社会福祉協議会と会津若松市は、9月から空き家を「ささえあい拠点」として認定し、改修費などの補助や、空き家所有者の固定資産税を減免する事業を開始すると発表しました。

日本全体の社会問題となっている、人口減少、少子高齢化が進んでいるのに対して空き家は増える一方でこちらも問題となっています。

その双方を解決でき、かつ地域コミュニティーも活性化されることも期待されています。

「ささえあい拠点」として認定を受ければ、改修費用に対し30万円を上限に助成を受けることができ、さらにその認定を受けた空き家の所有者は、市に申請すれば家屋、土地の固定資産税が減免されるようです。
福島県でも初めての取り組みで、全国的にも珍しい事業として注目されています。

会津若松市に空き家をお持ちの方には朗報ですね。
また、「ささえあい拠点」とは心温まるネーミングですよね。

このように増え続けてる空き家に対する対策は各自治体で積極的に取り組まれています。

【解体サポート】

 

□■□基準を満たした安心の解体業者を無料でご紹介□■□
2004年のサポート開始からご相談件数 累計50,000件以上

-空き家問題

執筆者:

関連記事

no image

愛知県の空き家解体に関する取り組み

日本全国の空き家に関する最新情報をお伝えしていくシリーズ。今回は、愛知県の情報をお届けしたいと思います。 ●愛知県の空き家数は?最新の調査データ(平成25年・総務省)によると、日本全国の空き家総数は約 …

どうなる「空き家問題」(第3回)

3回目の今回は各自治体が打ち出しているな空き家対策についてみていきたいと思います。 まず東京都文京区では危険な状態にある空き家を所有者の同意を得た上で、区が工事費用を負担して解体し、解体後の跡地を10 …

no image

鳥取県の空き家解体に関する取り組み

日本全国の空き家に関する最新情報をお伝えしていくシリーズ。今回は、鳥取県の情報をお届けしたいと思います。 ●鳥取県の空き家数は?最新の調査データ(平成25年・総務省)によると、日本全国の空き家総数は約 …

空き家解体

別荘地の解体工事「解体費用の共益費」

静岡県のとある別荘地の解体工事に関して、ご相談者様から頂いたお話。 「自分が建てた別荘を自分の費用負担で解体するのに、別荘の管理会社から『共益費』なるものが必要だから解体費用の5%を取ると言われてしま …

どうなる「空き家問題」(第2回)

今回は先月5月26日に全面施行された空き家対策特措法の内容について考察していきたいと思います。 何と言っても注目すべき点は、特定空き家に認定された場合、これまでの特例措置※を受けることができなくなると …

2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031