先月、東京都多摩市の工事現場で、作業員がガスバーナーを使用して鉄骨を切断中に火花がウレタンに引火し、その場に居た5人が死亡し、42人が怪我をするという痛ましい事故が発生しました。
建設中のビルで起こったもので、この工事を担当した施工会社は実は去年も同様の(鉄骨の切断中に火花がウレタンに引火し約5000平方メートルが燃焼する)火災を起こしていたことが分かりました。
施工会社はこの火事を受け、今回の現場でも避難訓練を2度行っていたということですが、果たしてそれは本当に作業員の身になる、意味のある訓練だったのでしょうか。
実際のところは当事者でない私たちが知る術はありませんが、普段から安全対策を徹底して取り組む企業が、同じような重大事故を繰り返すということはあまり考えられないと思います。
もちろん、企業も一人一人の人間の集まりです。不慮の事故は絶対に避けられるものではありません。しかし、一度起きてしまった事故を二度と起こさないよう分析して対策することは、「学習」のできる人間だからこそできる行動です。特に人命のかかった仕事であれば尚更、徹底して再発防止に務めることは必至です。
ちょっとしたミスが重大事故につながりかねない解体工事。ひとたび事が起これば、亡くなった作業員の方やその遺族、怪我をされた方々とその周りの家族・場合によっては職場環境にまで多大な影響を及ぼすことになります。
「もしも自分の依頼した解体業者が同様の事故が起こしてしまったら…」、そう考えると(自分に責任はないとしても)いい気分はしないものですよね。
100%絶対の安全保証は難しくても、日頃から真摯に取り組んでいる業者を事前に見極めること(=リスクを最小限に減らすこと)はある程度可能です。
解体サポートは、安全管理を徹底した経験豊富な業者さんのみのご紹介とサポートをさせて頂いております。
「解体工事をお願いしたいけど、怖いイメージや事故の不安がある…」という方も、気兼ねなくご相談いただければと思います。
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