建物解体ブログ

三隣亡(さんりんぼう)とは・・。

投稿日:2013年10月12日 更新日:

今年は、東北地方(特に宮城県、山形県、福島県)からの解体工事についてのご相談が顕著に増えています。

先日、山形県の解体業者さんにその背景の一部と思われる事を聞きました。

「山形県内では1年間の『三隣亡(さんりんぼう)』を気にする方が多いんです。
古くから伝わる迷信なんですが、午(うま)年の来年は三隣亡にあたる年なので、今年解体は大忙しなんです。」

三隣亡にあたる年に建築事を行うと、隣近所に災いを及ぼすと言われている迷信で、基本的には亥(い)、寅(とら)、午(うま)の干支らしいです。

しかし、明治当初「さんりんぼう」は「三輪宝」と記載され「家建てよし」の吉日だったようですが、後に「三隣亡」と記載され誤った暦が出回ったことからこのような迷信が生まれたと言われています。

解体サポートは全国各地から様々なご相談をお受けしていますが、
このように地域によって様々な特色があるので、日々勉強になります。

【解体サポート】

 

□■□基準を満たした安心の解体業者を無料でご紹介□■□
2004年のサポート開始からご相談件数 累計50,000件以上

-建物解体ブログ

執筆者:

関連記事

樹木の伐採、抜根現場

先日お邪魔した解体現場では、樹木の伐採、抜根作業中でした。 その作業の様子をご紹介します。 抜根とはその名の通り「木の根っこを抜く」作業ですが、実は重機オペレーターと手元で作業する職人さんの連携がとて …

2013年環境展に行ってきました。

東京ビックサイトにて開催された「アジア最大級の環境展」。 今回で22回目となる展示会のサブタイトルには「守ろう地球!低炭素社会実現に向けて地域へ世界へ発信」とあります。 朝一番で会場につきましたが、受 …

【旗竿地での解体工事】おさえておきたいポイント

まず、ひとことで「旗竿地」と言われてもあまり耳慣れない言葉かもしれませんが、 住宅の密集している都市部などではよく見かける土地です。 (なぜ都市部に多いかというと、土地を効率的に分割するために生まれた …

no image

特定化学物質等作業主任者

先日、「特定化学物質等作業主任者」という国家試験を受けてきました。(計12時間の講習のあとに試験があります) これは、アスベストをはじめとする取り扱いに注意が必要な化学物質を扱うには必ず必要です。アス …

解体のご相談ラッシュがひと段落

お盆休みが明けて数日が経ち、昨日までに頂いたお問い合わせのご相談対応を終えました。解体工事をお急ぎではない方には少しお時間を頂く結果となってしまい申し訳ありませんでしたが、この数日で様々なご相談をお受 …

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031