建物解体の基礎知識

建替えの際、解体で気をつけること

投稿日:2009年10月31日 更新日:

建替えの際、解体と建築を分けて発注(分離発注)することは
コスト削減ができますので検討するべきだと思います。

そこで注意したいのが、最後の「更地」についてです。

通常、解体業者さんは地表(GL)より30~50cm
の深さまで地中障害などがないか確認します。
(これすら確認しない業者もありますが)

出てきた場合もその撤去費用は別途となるのが通例です。

この確認もしっかりして、解体は終了して、いざ、建築業者さんが基礎工事をするときにもっと深い
場所から地中障害物がでてきてしまう事もあり、トラブルになるケースがあります。

建築業者さんは
「通常は解体業者がやるもんです。処分、撤去するのに追加で
かかります」と言うかもしれません。

でも、30-50cm位を確認してくれた解体業者さんを責める事はできません。

困るのは施主様です。

このような事にならない様に特に建替えの際は建築業者さんと解体業者さんの打合せをしっかりしていただく様に
手配し、気を配るようにしましょう。

面倒かも知れませんが、分離発注で費用が浮くことを思えば出来るはずです。

 

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