先日、解体サポートが提携をさせて頂いている全国の解体業者様に参加いただき勉強会を開催致しました。
日々向上心を持って仕事に取り組んでおられる解体業者様ばかりが集結すると、熱気が充満して圧巻でした。
そこで、私が解体業者様からお聞きしたお話です。
その解体業者様が解体に行った建物。
勿論、人が住んでいた住居跡だったようです。
そこに、おいてきぼりをくらった犬が一匹。
一旦、解体業者様が事務所に連れ帰って預かっていたそうです。
が、保健所から「今から引き取りに行きます。」と連絡があった。
そこで、その解体業者様は、とても可哀想になり事務所で引き取る事にしたそうです。
その犬は、その時点で10才以上だったようですが、
その解体業者様が引き取られてからも5年以上生きたそうです。
いわゆる、事務所の守り神的な存在だったようで(私の憶測ですが・・・)
初代のそのワンちゃんが亡くなってから暫くして、2代目のワンちゃんを飼われたそうです。
たった1匹の犬とはいえ、目の前の命が奪われる光景は心根に強く悲しみが残ります。
きっと初代のワンちゃんもその解体業者様と出会えて幸せだった事と思います。
一見、ごっつい解体業者様ですが大袈裟ではなく、皆様本当に温かい方達ばかりです。
解体業は、農業にも似ています。
物を育てる為に基礎となる大地が美しく整っているかで、
その上に新たに生まれる物がどの様に育つか大きく影響します。
解体業も、次に建つ家、駐車場、又は空地、どの様な形であろうと
目にも美しくそして思いやりのある空間を作っているのだと思います。
今後、解体をお考えの方へ解体は壊して無くすのではなく、次へのステップと考えて頂ければ幸いです。
【解体サポート】
□■□基準を満たした安心の解体業者を無料でご紹介□■□
2004年のサポート開始からご相談件数 累計50,000件以上