解体サポートについて 空き家問題

東京都杉並区の空き家解体に関する取り組み

投稿日:2018年12月10日 更新日:

日本全国の空き家に関する最新情報をお伝えしていくシリーズブログ。
今回は東京23区の中から杉並区の情報をお届けしたいと思います。

●杉並区の空き家数は?
最新の調査データ(2013年・総務省)によると、東京都全体の空き家総数は約82万戸となっています。全国の空き家が約820万戸だと考えると、東京都だけでもかなりの割合を占めていることが分かりますね。
※約5年前のデータですので、現在はさらに増加しています。
このうち、今回取り上げる杉並区には 約3.6万戸の空き家が存在しています。(空き家率10.5%)

●行政代執行(強制解体)の実施件数は?
2018年12月現在、杉並区において実施の例はない模様です。

●杉並区の空き家実態調査・支援状況等
・空き家の実態調査:実施あり
・空き家の管理に関する条例制定:実施あり
・空き家の利活用事業:実施なし
・空き家の除却(解体)支援:実施あり
※2015年1月時点(東京都調査)+解体サポート調査(2018年12月時点)

●杉並区でこれまでに行われた空き家にまつわる取り組み一覧
■専門家による空家等総合相談窓口(毎月開催)
■平成28年8月 杉並区空家等対策計画 策定

●杉並区の除却(解体)費用の助成金情報

事業名:杉並区 老朽建築物除却等助成金
※最新の補助内容については、関連リンク(解体サポート「解体費用助成金について」)および自治体のホームページをご参照ください。

●まとめ
杉並区は約3.6万戸と東京23区でもやや多い空き家数を抱えていますが、専門家による空き家相談窓口を毎月開催するなど、対策には積極的な印象です。
将来に不安を抱えていたり、何をすれば良いのか分からないといった所有者の方々が専門家に相談しやすい環境が整っているというのは素晴らしいことです。これからも具体的な施策を打ち出していってほしいですね。
杉並区に空き家をお持ちの方で、「空き家を取り壊したい(解体・更地にして売りたい)」「空き家を持て余している(活用したい)」、というようなお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽に解体サポートへご相談ください。
良心的な解体業者さんのご紹介はもちろんの事、提携している専門家(弁護士、司法書士、税理士)をご紹介可能なほか、解体サポートには不動産部門もございますので、空き家の活用方法、解体した後のご利用方法などについてもアドバイスできることがあるかと思います。
日本各地で増え続ける空き家。その問題解決の一助となれるよう、解体サポートでは引き続き全国の空き家情報をお届けしていきます。

■参照
東京都都市整備局HP「東京都の取組」
杉並区HP「空家等対策」

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